「コーディネイト展」
名古屋・栄の眼鏡店VERGENCE(ヴァ―ジェンス)にて
2023年8~9月中 12点の作品展示
2023年8月~12月中に会期が延長されました。
一部作品入れ替えも行います。
〒460-0008 名古屋市中区栄3-22-6
TEL 052-264-7003
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西村一成(いっせい)は、自身の破片として独白記のごとく日々絵画を制作するセルフトート(独学)の突出した画家として、今や世界的に知られている。人間の生・性・悦・鬱と直に向き合いながら、創造の一瞬のチャンスを逃さず、表現の本質をつかみ取る。その本能的な作品には、彼の極めてセンシティブな精神の震えが直接的に流露している。感情→行為→物質のオブジェと化した絵画は「生のままの芸術」の衝撃だ。絶え間なく押し寄せて来るリアクション=クリエイションの波動を全身全霊で受け止め、画家は今日も描き続けている。
2023年春には、この孤高の画家による圧倒的な創作生活に迫った単独ドキュメンタリー「人知れず表現し続ける者たちⅣ」(NHKEテレ1時間)がテレビ放映され、大きな注目を集めた。今後映画化も予定されている。
【略歴】
1978年愛知県生まれ。名古屋市在住。もともと音楽の道を志していたが、ニ十歳の頃から独学で絵画制作に没頭するようになる。2007年以降、シェル美術賞、池田満寿夫記念芸術賞、宮本三郎記念デッサン大賞展、あいちアーツチャレンジ、トーキョーワンダーウォール公募、FACE損保ジャパン日本興亜美術賞などに入選・入賞。国際展では、18-19年「ArtBrut du Japon,Un Autre Regard」(ローザンヌ)に選抜。20年には「Painting the Japanese Blues」でニューヨークにて海外初個展を行った。11年以降京都のギャルリー宮脇で個展10回、15年以降は地元名古屋のHEART FIELD GALLERYでも個展発表を行っている。作品は、京都市美術館、スイスのCollection de l’ArtBrut、また国内外個人コレクターに収集されている。